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2026.10.02
土地 環境 都市計画

鶴岡・酒田で建てる家の条件|日本海の強風・地吹雪・塩害に備える住まいづくり

「庄内は内陸ほど雪が多くないけれど、とにかく風が強い」
「海に近いと家の傷みが早いって本当?」
――鶴岡市や酒田市で家づくりを考え始めたご家族から、こんな声をよく伺います。

同じ山形県でも、日本海に面した庄内エリアは、村山エリアなどの内陸部とは気候の特徴がまったく違います。
この記事では、庄内で長く快適に暮らすために押さえておきたい「強風・地吹雪・塩害」への備えと、
土地選び・断熱のポイントをわかりやすくまとめました。

 

庄内エリアの気候、内陸部とどう違う?

庄内平野は対馬海流の影響を受け、内陸部に比べると冬の冷え込みや平野部の積雪は比較的穏やかな傾向があります。
一方で、年間を通して風が強いのが大きな特徴。
沿岸部に風力発電の風車が並ぶ風景は、その風の強さを物語っています。

省エネ基準の地域区分も内陸と少し違う

住宅の断熱性能の基準となる省エネ基準の「地域区分」では、
鶴岡市は4地域、酒田市は旧酒田市の区域が5地域、
旧八幡町・旧松山町・旧平田町の区域が4地域に分けられています(地域区分は数字が小さいほど寒冷な地域)。
山形市(4地域)や新庄市(3地域)と比べると数字は同じか大きめですが、
強い季節風で体感温度は下がりやすく、すき間風の影響も受けやすいため、
「温暖だから断熱はそこそこでいい」とは言えないのが庄内の家づくりです。

強風・地吹雪に備える家づくりのポイント

冬の庄内では、強い季節風が積もった雪を巻き上げる「地吹雪」で、
視界が真っ白になることもあります。
風への備えは、間取りや外まわりの計画から始まります。

・    玄関の向きと風除室:冬の季節風が直接吹き込まない向きに玄関を配置し、必要に応じて風除室を設けると、雪や冷気の吹き込みを防げます
・    窓の配置と気密性:風上側の大きな窓は控えめにし、気密性の高いサッシを選ぶと、すき間風や結露の対策になります
・    外構・カーポートは耐風圧を確認:カーポートや物置は耐風圧性能をチェックし、風の通り道を考えて配置しましょう
・    吹きだまりを想定した配置:建物や塀の位置によって雪がたまりやすい場所ができるため、駐車場や玄関アプローチの位置とあわせて計画します

海に近いエリアで気をつけたい「塩害」対策

海からの風には塩分が含まれるため、沿岸部では金属部分のサビや設備の劣化が進みやすい場合があります。
長く安心して住むために、次の点を意識しておきましょう。

・    外壁・屋根材は耐候性・耐塩害性を確認:素材や塗装の仕様によって劣化のしやすさが異なります
・    給湯器・エアコン室外機の設置場所:海風が直接当たりにくい位置に置く、塩害対応仕様を選ぶなどの工夫があります
・    定期的な点検・お手入れ:外壁や金属部分を定期的に点検・水洗いすることで、劣化を抑えやすくなります

土地選びで確認したいこと

庄内エリアは、山形市中心部と比べて土地価格が抑えめなエリアも多いといわれますが、
価格だけで決めず、海からの距離、防風林の有無、周囲の建物による風の遮られ方、
ハザードマップでの浸水想定などもあわせて確認しましょう。

同じ市内でも、沿岸部・市街地・山沿いでは風や雪の条件が大きく変わります。

鶴岡市の内覧会に多くのご来場をいただきました

10月3日・4日に鶴岡市で開催したお客様邸の内覧会には、
【37組】のご家族にご来場いただきました!!
ご来場いただいた皆さま、そして大切なお住まいを公開してくださったオーナー様に、心より御礼申し上げます。

実際の住まいを見て、風や雪への備え、断熱の効き方を体感していただくことは、
家づくりのイメージを具体的にする一番の近道です。

ユニテハウス山形では、庄内の気候に合わせた家づくりのご相談を承っています。
今回ご来場いただけなかった方も、お気軽にお問い合わせください。